東京は桜が満開になりました。
皆さんの地域はどうですか？　今年はマスクをはずして、思いきり
春を楽しみたいですね。

「人にどう思われるか」「人から良く思われたい」と言う気持ちは
多かれ少なかれ、だれにでもあると思います。

あなたはいかがですか？

しかし、自分の気持や感情を無視して、他者の思惑に目が行き過ぎると、原因の分からない生きづらさや苛立たしさを抱えてしまうことになります。
それは「もっと自分の方を向いて！」という命からのサインなのです。

常に人に気に入られるように調子を合わせていると、いつの間にか「自分がない人」になり、自分が演技していることさえ気がつかず、「本当の自分」が分からなくなってきます。

「ほめ日記」は自分に意識を向けるワークでもあります。 自分は　“今”　どう思っているのか、何を望んでいるのか、
何を感じているのか。

体についても　“今”　の体調は？　頭は？　脚は？　エネルギーの状態は？　と、自分を感じ、「自分を知るエクササイズ」でもあります。

そのことで、他者に目が行き過ぎたり、周りに流されたりすることが無くなり、「私は私」という自分への信頼や肯定感が高くなっていきます。
そして自分の気持や意見を伝える力（自己表現力）も高まります。

私たちは、人に良く思われるために生きているのではありません。
自分の本来の能力や良さをいかして幸せになるために生きています。

自分の本来の能力や才能やポジティブな意識を充分に発揮し、幸せに生きるということは、自分の人生だけが良くなるということではありません。家族や
周囲の人たちの役に立ち、あるいは社会に貢献し、共に幸せになる――ということです。

あなたが自己尊重感、自己肯定感を上げて幸せになることは、社会が幸せに なることに繋がるのです。

猛暑の夏もすっかり影を潜め、今年も終わりかけてきたというのに、コロナ騒動が今年も収まりませんでしたね。
コロナ禍の３年は、今までにない経験――それもマイナスの経験をし続けている方も多いのではないでしょうか。
私自身も思うような活動が出来ず、「この時期をどうポジティブに乗り切るか」が課題になりました。

話は飛びますが――

「ミス・オリエンタル」というコンテストがあるのをご存じですか？　東洋のミスを選ぶコンテストですね。 私の知人の娘さんが、このコンテストで京都代表に選ばれ、全国大会に向けて、心身を磨く「ビューティーキャンプ」に参加されました。 そのキャンプで与えられたいくつかの課題の中に「自分をほめる」課題があったそうです。もちろん彼女は私の本を参考にされて、「ほめ日記」を書き続けたそうです。

結論から言うと、知人の娘さんは、全国大会で優勝され「ミス・ジャパン」として、他の国々の代表の方と競うことになりました。

ミスのコンテストに勝つために、何で「自分をほめる」課題が出るの？　と思われる方もいるでしょう。

コンテストでは、美しい表情が採点されますし、自分の体型の美しさを最大限に表現しなければなりませんね。審査員の質問に対して自信を持って自分の意見を言えるかどうか――つまり自己歩現力も審査の対象になります。 この点を高めるためには「自分ほめ」は最高に有効だ、ということだと思います。 主催者の方、さすが勉強していらっしゃる、と思いました。

「ほめ日記」の継続は、仕事、家庭生活、子育て、人間関係　恋愛　健康　等々、 私たちが生きていく上で必要な営みをより豊かに、より幸せにする基本的な意識や能力、さらには潜在能力まで高める効果があります。ココに焦点を当てて、自己開発をすることが、あらゆる面で　あなたの希望を実現させる近道になります。

自分の人生の主役である「自分」を肯定し尊重し、「自分を最高に生かす人生」を送るための、最良のメソッドが「ほめ日記」です。 今年もそろそろ一年を振り返って、今年のあなたを　たくさんほめて、自分に感謝し、来年に繋げていきましょう。 ～～～～～～～～～