９、でも、、、まだ、、、と言わない
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　　これは「変化・発見をほめる」のところで、注意してください。
　　自信のない人や自分に厳しい点数をつけるクセのある人は、「前より少しはいいけど、、、、だけど、でも、、、まだ、、、、」と言うクセがあります。「言うクセ」があるということは、そう「思うクセ」があるということです。
　　10のポイントの１〜８までを、コツコツと実践していくと、そういう思い方のクセも徐々になくなってくると思いますが、あなたはどうでしょうか。ちょっと気をつけてみてください。
　　「でも・まだ思考」は、開きかかっている“光の小箱”のフタを、パタンと閉めてしまうマイナスのパワーをもっています。
　　減点法ではなく加点法でいきましょう！ そして人と比べないで、小さな変化、プラスの発見を素直に喜び、ほめてください。
　　「こんなにがんばっているのに、○○さんにはまだまだ追いつけない」「少しは変わったけど、まだ人並みではない」などと思っても、それはあなたを苦しめるだけで、何のプラスにもなりません。
　　比べるなら、以前のあなたと今のあなたを比べましょう。また「将来の私は今の私よりさらに輝いている」と希望をもち、プラスの変化を楽しみにしましょう。


１０、良心に照らして悪いと思うこと（犯罪的なこと）はほめない
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　　この点については、説明するまでもないと思います。
　　良心に照らして悪いと思うことを、一切何もやったことはないという人は珍しいと思いますが、やったことをほめる人もいないと思います。
　　しかし、「何でもほめればいいのか」と、たまに誤解する人もいますし、カン違いということもありますので、一応項目に入れておきます。
　　人に危害を加えたり、迷惑をかけたり、万引きしたり、、、こういうことを「勇気があった」「強かった」などとほめないでください。
　　なんでもかんでも自分に都合よく「いいんだ、いいんだ」とほめていても、あなたの心の小箱を揺することはありません。
　　しかし、いちいち「これは良心に反することか」「これはほめていいのか、いけないのか」と、神経質にとらわれないようにしてください。 自分を責めるクセのある人は、ちょっとしたことでも極端に「悪いことをしてしまった」と思い込んでしまう傾向がありますので、そうならないようにしましょう。
　　では、本当に「悪いこと」をしてしまった時はどうするのか、それでも責めなくていいのか、という疑問が残ると思います。そのことは「第二章 自分を許す技術」に書きますので、そちらを読んで下さい。


＜どういう時にほめるのか＞
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　　あなたのいいところを探すコツや、効果をあげるポイントについて、よくわかっていただけたでしょうか。
　　あなたはだんだん“好きなあなた”に近づいていくのだと信じて、希望を持ってレッスンを続けてくださいね。そしてこれまでのｉｎｇもきちんとほめてあげてください。
　　これまでのことは、決して理解できない難しいことではなかったと思いますから、あなたの頭の中に、大体のことは記憶されたことと思います。
　　この「頭でわかったこと」を、継続的に実践して行くと、今度は「心の深いところ」で分ってきます。それはもう頭の理屈ではなく、体感というか「心が知ってしまう」という感じです。
　　なぜかというと、あなたの心の深みにある輝く小箱のふたが、さらに開いてくるからです。そうなると、頭ではなく、心が感じ取り、心が分ってくるのです。
　　特別の難行苦行（ナンギョウクギョウ）ではありませんから、心が「ワクワクキラキラ」と感じるまで、続けましょう。
　　言い換えると、頭で分った段階では、小箱は大きく開かないということです。開いたか開かないかぐらいのところで、ステキな香りがふわ〜っとしてくるれど、それ以上にはならないのです。
　　では、いつ、どのようにほめるレッスンを継続していけばいいのか、次の十項目を頭に入れて、希望を持って信じて、実践してください。私もあなたを信じていますよ。


　　１、いつでも、毎日ほめる（基本）

　　２、自信がなくなった時に

　　３、不安な時に

　　４、人に悪く言われた時

　　５、人間関係がうまく行ってない時

　　６、失敗をした時

　　７、ものごとを成功させたい時（新しいことにチャレンジしようとする時）

　　８、体調を崩した時

　　９、気力を出したい時

　　１０、人生を好転させたい時

それでは次回まで、あなたなりにレッスンしておいて下さいね。
次回はまた一項目ずつ説明して行きます。


♪〜♪ 先日、「ホームページのほめるレッスンをやっていますが、ほめる分類が難しいです」とメールをいただきました。
　　私は「分類することに気をつかわないように」と、しつこく書いたつもりなのですが、この方は分類することにかなり神経とエネルギーを使っているみたいです。自分のいいところを見つけやすいように10項目に分けただけで、けっこう「わかりやすい」と好評なのですが、わかりにくくなってしまう人もいらっしゃるのですね。
　　繰り返しますが、分類などしなくていいのですよ。どうぞ気楽にやって下さい。♪〜♪
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（このページを読んで下さってありがとうございました。
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